bag care - 革製品のお手入れ、大事にするするほど増してくる革への愛着

手入れするほどに愛着が増す革製品のお手入れ

想いは伝わる人からモノへ

革のバッグの素材である革は呼吸もすれば水分も吸収する「生きている」素材です。

放置すると風合いや質感も損なわれ痛みやすくなります。

天候・湿気などの環境に気をつけて自身の手により手入れしていくほどに愛着は増していきます。

革のバッグを愛する4つのポイント

革の汚れ・クリーニング

市販の革用のお手入れクリーナーを使用します。

クリーナーを塗る前にブラシや布などで乾拭きし表面のホコリを落としておきます。クリーナーは少量で革の表面をこすらずに軽く叩きながらなぞるような感じで拭き取っていきます。

お手入れ前にブラシや布などで乾拭きし表面のホコリを落とす

最近は洗濯洗いできる革もありますが気になる汚れは直ぐに対処するのがベスト。

ひどい汚れの場合は革製品のクリーニングを扱う専門店に相談しましょう。

革の良い艶や質感を保つ

専門のレザーケアクリームなどを使います。汚れ落としと同様に事前に革の表面のホコリやゴミをブラシや布などで乾拭きして取り除いておきます。

後はクリームを薄く、ムラなく塗布して軽く磨きをかけていきます。

また湿気・カビも革の大敵、湿気に気をつけて風通しがよく、直射日光の当たらない所で吊るしておくのがベストです。

バッグの防水対策

革は水に弱く、シミや色落ちにつながります。

雨に濡れてしまった場合は、すぐに乾いたハンカチやタオルで押えるように水分を取り除きます。

急ぐあまりドライヤーなどを使うとその部分だけ革の質が変わってしまう場合もあります。

後は直射日光の当たらない風通しのよい場所で形を整えて陰干しします。

スプレーは革の表面から30cm程度話して上から水平に

また事前に革用防水スプレーを使うのもよいでしょう。

使用方法は革の表面のホコリやゴミをブラシや布などで乾拭きして取り除いた後、革の表面から30cm程度離れた距離から上から水平方向に霧状に吹き付けていきます。

一箇所に留まると吹き溜まりとなりシミになる恐れもありますのでサッと吹き付けていきましょう。

全体に吹き付けた後、直射日光の当たらない所で乾かします。

moeの革は事前に防水処理を施しておりますが永続的なものではなく約1〜2ケ月程度は撥水効果を保持しております。

梅雨など雨や湿度の高い季節では撥水効果の期間も短くなります。

定期的に防水対策を行うよう心かげてください。

変形・型崩れ対策

革に一旦、変な型や癖がついてしまうと大変。

基本は風通しがよく、直射日光の当たらない所で吊るしておくのが一番。バッグの中に新聞紙などを詰めておけば形を整え湿気・水分なども吸収してくれます。

愛着のある革のバッグでも常時使い続けて負荷をかけ続けるよりは適度に休ませるのも長持ちの秘訣です。