天久翔一さん

プロフィール

Web制作マネージャーとしてマネジメントを行う。

Web制作にとどまる事なく、ショッピングモールのプランディング、プロモーションやECのコンサルティングも行っている。

moeのプロモーションのイベントへの登壇や撮影モデルもしていただいている天久さん。

風貌から体格がよくて威圧感もあるのですがお話しすると物腰のやわらかい、ユーモアのある方です。

ペンケースや名刺入れなどの革の小物のノベルティに関心もあるということで、当日は大阪の事務所にお伺いしてWEB制作のプロデュースやディレクションの他、マネジメントの取り組みなどもインタビューさせていただきました。

東京と大阪でのWEBプロデュース・ディレクション活動について

インタビューを受ける天久さん東京と大阪を行ったり来たりしていますが、現在は大阪よりは東京の案件の方が多いですね。クライアントさんそのものは東京だけというわけではなく、東京の代理店さんを通じて案件として相談をいただくことが多くなっています。東京にもデザイナー、ディレクター合わせて3名のスタッフが常駐しています。

プロデュース・ディレクションを中心にされていますが、今でも直接デザインやコーディングをされることはありますか

基本的にはやらないようにはしていますが、状況によりますね。そういう時はがっつり夜中までやる場合はありますよ。

プロデュース・ディレクションの取り組み方について

企画などを考えることが中心になると思いますが、どのような取り組み方をされているのですか
新幹線で移動中の天久さんもちろん下調べは行うのですが、基本的には自分として幾つかパターンを持っていまして、その中から必要なものを提示しながらパズルのようにして組み合わせていく感じです。

パターンというのは、Aという案件にはこう、Bという案件にはこう、という具合にこれまでの経験に基いてストックされているものですか

そうですね。そして長い目で見て運用していかないとせっかく作ったサイトも活きないと思うので。

そういうところまで提案するようにしています。SEOやリスティングなどはお話ししながら当然盛りこんでいくというのがおおよそのパターンですね。

受託だけではしんどいですね。やっぱり長期のお付き合いができる運用案件は取りたいですよね。

WEB制作における東京と大阪の違い。地方だからといって満足しない

東京と大阪の違い、または気をつけてることなどはありますか
駅のホームの天久さんと理恵さん違いといいますか、予算があがるほど求められるものが大きくなってくるので地方だからといって今のクオリティに満足しては行けないとは思っています。

満足しないということですが、そのためにはクオリティを上げることに努めないといけないですがどのような取り組みをされていますか

基本的には情報収集をするわけですが、その取り入れの基準としては自身の経験から判断しています。それを補佐する役割としてソーシャル(SNS)を主に活用しています。

ソーシャルを見ながら、その情報が良いものか、悪いものかという判断を自身の経験に照らしあわせて導いていきます。

ソーシャルで収集しながら自身の経験というフィルターにかけている感じですかね

そうですね。てっとり早いですがあまり役に立たない情報も多いのでそこは自身の経験をフィルターにかけていますね。

フリーランスから法人設立へ。プレイヤー、マネージャーの切り替えについて

フリーランスとして5年、そして法人化されて5年目ということですが、独立して営業や資金繰り、または長期的なビジョンなど制作業務以外に自身や会社をマネジメントをする必要があると思うのですが行動や価値判断の基準に於いて現場中心の「プレイヤー」と事業全体などを考える「マネジャー」の切り替えはできていますか
moeのPCバッグをもつ天久さんと理恵さんできているか・・・といえば難しい部分はあるんですが、最初の頃はすべて自分でやろうとしていましたね。そんな時に炎上案件を抱えてしまったり。でも他の仕事を取って売上げをとらないと会社として終わってしまう・・・っていうのもありましたね。

そういうことがあったので自身が外部に出向(講師などの教育事業)するような形にしてスタッフに現場を任せるようにしました。

意図的にやったわけですが、それ以降は基本的には案件をスタッフに任せることが多くなりました。

あえて出向案件を取ることで強制的に人に任せざる終えない状況にして「プレイヤー」「マネジャー」の切り替えをするようにしたということですか

そうですね。自身で手を動かしちゃダメだということは分かっていたんで、どうすればよいかという考えはありました。なので出向することによって夜などに少し会社の案件を見るようにしています。

人材を育てる

現在はどこの会社も人がいないという話ですが、どのような人が欲しいですか
後ろ姿の天久さん根性のある人ですね。仕事で納期もあって一定のクオリティを要求されるものなどの場合に、その時のスキルでそのクオリティに満たないときにどうするか。自分でどのように行動して解決したり提案できるかという人が欲しいですね。

いわゆる自力で問題解決できる人、成長できる人だと思うのですが、そのような人たちはやがて独立したりすることもあるかと思うのですが。

そのあたりは今出向でやっている教育事業で(サイト制作)未経験者に教えるというものですが、人に教えるということで人材育成に関しての私自身のスキルアップにもつながりますし、会社としてどういうふうに人材を育てていくかという課題にとりくんでいるわけです。それでそこから人を引っ張ってくるということも見据えています。

伸びしろも含めて人材の素地の見極めというのも必要ですね。

やる気がないとしんどいですね。なんとなく自分で上手くできると思って入ってきた人は辞めてしまいますね。

プロデュースしてみたい革小物

普段は革製品など身につけたりされてますか

革ジャンとかはいかつく見られるのであまり身につけないですね。

そのままでも十分迫力りますが(笑)

どういうこと(笑)。革は少し重量があるのですが、普段はジャケットとかが多いので革の方が見栄えが良いですよね。

天久さんの革プリント
オリジナル革プリント(オプション)
ネームストラップレーザー刻印(オプション))

現在、moeのバッグを持って頂いておりますが改めて革に対するイメージとか変化はありますか

体が大きいので気に入ったサイズの靴や服がなくてあまり革製品は多く持っていないのですが、
使い古すまでは青臭いというか、時間がかるのですが非常に丈夫なので年季が入ってくるのが楽しみというか。そう意味では育てがいがあるものですよね。

あまり革製品持たれてなかったということで革特有の風合いとか触感とか如何ですか

手に馴染みやすい感じです。温かみが感じられて無機質でなく表情があるのがいいですね。

革アイテムに限らず自分で作ってみたい、プロデュースしてみたい商品やサービスとかありますか

文房具とかやってみたいですね。ノートや筆箱、名刺入れなどつくれたら面白そうですね。

天久さんのキャラを活かした「みんなのあめく」というLINEスタンプもありますがオリジナルあめくブランドの誕生ですね。

そうですね。(笑)
以前、大阪府の事業で大阪のいいものを全国に広めようということをやっていたのですが、革もそうですがそれを拡大した日本の、大阪のいいものをアジアなどに向けて発信できるようなものをやっていきたい。そう遠くない将来に考えています。

いわゆる「アジアルート」の開拓ですね。

また、そういう(笑)普通の事業ですよ(笑)

天久さんと浦本

urchin 3WAYバッグ(革プリント)

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