以前はセカンドバッグと呼ばれていたクラッチバッグ。
冠婚葬祭などのフォーマルなシーンや、パーティーで活躍するクラッチバッグですが、最近ではビジネスやカジュアルシーンでも使われるようになり、人気が高まっています。
見た目的にもスマートなイメージがあり、ファッション性が高く、仕事ができるビジネスマンを演出するアイテムにも使えます。
プライベートだけでなくビジネスバッグにも使うならタブレットやノートPCが入るのがポイントです。
シンプルなデザインで大人かっこいい革のクラッチバッグがおすすめです。
必要なものをおしゃれに持ち歩くクラッチバッグ
クラッチバッグ(clutch bag)は、ショルダーのような肩ひものない小型のバッグです。
語源の「clutch」は「つかむ」「しっかり握る」という意味があり、小脇に抱えて持ち歩く姿をイメージする人が多いと思います。
女性にはパーティなどでアクセサリー的に使ったり、ファッションアイテムとして人気があります。
男性もビジネスで近場への外出や社内の移動など、必要なものを入れて持ち歩くのによく使われます。
書類やハンカチ、手帳、スマートフォンや名刺入れなどが入るクラッチバッグですが、トートバッグやブリーフケースなどのバッグインバッグとしても使われ、以前はセカンドバッグと呼ばれていました。
ビジネスでも人気。男性にもファッションアイテムとなったクラッチバッグ
最近ではスマートフォンやノートPCなどがコンパクト・スリム化して大きな荷物が少なくなり、男性にもビジネスやプライベートで使われるようになりました。
ビジネスカジュアルのスタイルが定着してきたこともあり、外回りの営業がない内勤中心のビジネスマンや経営者、管理職などに人気があります。
デザインも豊富で縦に長い折りたたみ式や、持ち手の代わりに手や手首を固定するもの、クラッシックな紐付き封筒をデザインしたものなど個性のあるものが揃っています。
カラーや素材も紺色や黒、グレーなどをフォーマル色の強い革素材のものもあれば、カラフルな柄や光沢のあるビニール素材、デニムなどファッション性の高いものもあります。
クラッチバッグは必要な荷物をコンパクトにまとめて持ち歩き、スマートに見せるには有効なアイテムです。
ビジネスバッグとして使えば、さりげなく仕事がデキるイメージをアピールできます。
クラッチバッグを使いこなして、おしゃれでスマートな男性を演出しましょう。
クラッチバッグを持つなら知っておきたいフォーマルなビジネスマナー
スマートでスタイリッシュな印象のあるクラッチバッグは、スーツに合わせやすいのでビジネスツールに有効なアイテムです。
最近はビジネスカジュアルのスタイルが定着していますが、大事な場面ではフォーマルな振る舞い方が求められます。
ビジネスマナーの知識があることで、クラッチバッグを選ぶ基準も変わってきます。
バッグやスーツを清潔に保ち、場に合わせたコーディネートを心がける
フォーマルなビジネスシーンのマナーは難しいものではありません。
場に合った服装で身だしなみを整え、清潔さを保ちましょう。
相手に不快感を与えないのが一番のポイント。
スーツやは派手な柄や色でなく、落ち着いた感じものでシワや糸くずのないきちんと手入れさたものを身に着けましょう。
ワイシャツも清潔で汚れのない白色が無難です。ネクタイもスーツやワイシャツに合わせ、派手すぎないようにしましょう。
足元にも注意して、靴下は紺や黒などスーツの色に合うものを選びましょう。
靴も汚れたり、古くなって傷んだ靴ではなく、清潔感のある革靴を着用するようにしましょう。
このようなポイントに加えて重要なのが腕時計やネクタイピンといったアクセサリーや装飾品、そしてバッグです。
やたら高価なものや派手なものは、相手に嫌みであったり不快感を与えてしまうかもしれません。
バッグなどは目立つので印象に残りやすいものです。汚れのないきれいなバッグで椅子の脇や足元に置くなど置き方などにも注意しましょう。
適切な振る舞いができ、服装に合わせた清潔で品のあるビジネスバッグなら相手の印象に良い印象を与えることができます。
革がおすすめ。ビジネスに使えるおしゃれなクラッチバッグの選び方
ファッションアイテムであり、強力なビジネスツールになるクラッチバッグですが男性と女性では選び方が異なります。
女性の場合、バッグはファッションの必需品なのでいくつあっても困りません。
クラッチバッグはパーティなどで使うアクセサリー的な位置づけなので、ドレスに合わせた鮮やかでかわいいデザインのものが多く見られます。
サイズも口紅や鏡といったお化粧道具が入れば十分で、かわいくて小さいバッグが好まれます。
ビジネスでもプライベートでも革のクラッチバッグがおすすめ
男性は女性に比べてバッグを多く持ち揃える人は多くありません。
黒や紺、グレーなどの色が人気でビジネス、プライペートの両方で使えそうなバッグを求める人が増えています。
クラッチバッグは、コーディネートもスタイリッシュに決めたくなるバッグです。
スーツやジャケットに相性がいいので持ち歩く時の服装も考えて選びましょう。
高級感とおしゃれな雰囲気を演出できる革
お気に入りのクラッチバッグをビジネスでもプライベートでも使うなら、シンプルなデザインで素材は革がベストです。
クラッチバッグはかっこよさを売りにするバッグで、安っぽく見えるのはNGです。
革は高級感や品格があり、長く使っても汚れや痛み方が味となり、評価される魅力的な素材。
ビジネスバッグとして使えばワンランク上の仕事ができる男性を演出してくれます。
合皮やビニールなどの素材は数年で劣化が激しくなるので、少し高価でも革のクラッチバッグをおすすめします。
革の色は黒やグレー、紺などが定番で落ち着きがあり、無難に使うことができます。
一方でビジネスで少しアピールしたり、おしゃれにコーディネートを楽しむなら、レンガ色もおすすめです。
紺色のスーツやジャケットに合わせれば品のあるレンガ色の魅力が増し、センスが良くて仕事のできる男性を演出してくれます。
ビジネスで使うならタブレットや小さいノートPCが入る大きさのクラッチバッグ
クラッチバッグを選ぶ時に意外に悩むのがバッグのサイズです。
女性が持つクラッチバッグは、口紅や鏡の化粧品、ハンカチなどが入れば十分で小さいものが好まれます。
近所のカフェなどに行くなどプライベートで使うならマチ幅(厚み)はそれほど必要がなく、スマートフォンや手帳、長財布などが入るB5サイズ程度であれば十分です。
ビジネスで使うならA4サイズのタブレットや13インチ程度の薄型のノートPCが入るサイズの大きさが便利です。
タブレットやノートPCはビジネスマンにとって必須のアイテム。
他のバッグより収納量が少ないクラッチバッグは、電子カタログやプレゼンツールに使える電子機器は常に持ち歩きたいものです。
こだわりやオリジナル感のある名入れ付きバッグがおすすめ
ビジネスでもプライベートでも、かっこよく見せることができるクラッチバッグ。
デザインも大事ですが細部にこだわりを見せるのが本当のおしゃれ。
バッグの裏地や装飾部分などのこだわりやオリジナリティは相手に特別な印象を与えることができます。
オーダーメイドのスーツや靴などのように、あなただけが持つオリジナルアイテムを演出するなら名入れがおすすめです。
また、ネームプレートやタグなどバッグの一部分に刻印などで名前があるものも相手に特別感を与えることができます。
名入れは書体やデザインを含めて、大き過ぎると品がなかったり、安っぽく見られますので少し控えめな大きさでアクセントになるのがおすすめです。
クラッチバッグをおしゃれに使うなら荷物は少なめに
クラッチバッグは、荷物を持ち運ぶというバッグ本来の目的よりもスタイルやデザインなどファッションの部分で使われることが多いバッグです。
ビジネスバッグとして使うならビジネスマナーを意識し、コーディネートも考えてスタイリッシュに振る舞うことであなたの評価も高まります。
クラッチバッグは実用性よりもスタイリッシュに演出するのがポイント
バッグの持ち方、歩き方も他のバッグよりスマートに立ち居振る舞い、バッグを使いこなしましょう。
クラッチバッグをだらしなく持ったり、小脇に抱えて猫背気味に歩くのではなく、片手でしっかりつかんでさっそうと歩けば自信に満ちた自分を演出できます。
また、クラッチバッグを持ち歩く際は荷物を少なめにするのがポイントです。
バッグは書類や資料などを詰め込んで持ち歩くのが普通ですが、クラッチバッグは持つ人をいかにスタイリシュに見せるかというポイントが注目されるバッグです。
荷物を詰め込んでぱんぱんに膨れ上がるくらいならクラッチバッグを使わずにトートバッグやブリーフケースなどのバッグを使うべきです。
クラッチバッグが膨れ上がる程の荷物を詰め込みは、バッグの形が崩れるのでかっこいいものではありません。
財布や手帳、スマートフォンなど最低限のものだけを入れてスリムなスタイルの状態でバッグを使いましょう。
ビジネスで打ち合わせなどで資料が必要なら別のバッグを使ったり、資料内容をノートPCやタブレットに保存して相手に画面を見せながら進めていきましょう。
クラッチバッグは、あなたの魅力を高め演出してくれるファッション性の高い、大人かっこいいビジネスアイテムです。