姫路で革の神様の祭り。秋祭り2018

革の町高木の秋祭り2018

播州の秋は祭りの季節。10月になると各地で祭りが行われます。

姫路は祭りが熱い街です。学校はもちろん、祭りのために休業日にする会社もあります。

仕事が遅れても「祭だと仕方ないですね・・・」というのもありだったりします。(笑)

どの祭りも特色があり個性的。それぞれを見比べて見るもの面白いです。

革の町、高木のお祭りは2018年10月6日、7日の二日間。小さな町ですが、朝から太鼓の音が鳴り響き、「やっさ」と呼ばれる祭り屋台が町中を練り歩きます。

日本の皮革の発祥地、革の神様をお祀りする高乃木神社

革の神様「聖の神」

やっさが宮入する高乃木神社は、皮革の神様が祀られています。

高乃木神社は、菅原道真公、須佐ノ男神(すさのおのかみ)、そして、聖(ひじり)の神といわれる皮革の神様が祀られている神社です。

白鞣し(しろなめし)といわれる姫路の皮革の始まりについては諸説あり、奈良時代より以前に始まったといわれています。

聖の神は、高木の地に伝統の革の白鞣し(しろなめし)を伝え広めた高木の革の祖で、このような神様をお祀りしている神社は国内でも珍しいとのこと。

豊臣秀吉が姫路の革を織田信長に献上するなど、歴史と伝統のある姫路の革

高乃木神社では御札も求めることができます。タンナーや靴やバッグ職人など革に携わる人にとってはありがたい御札。

観光やタンナー工場見学の際には是非お参りくださいませ。

◆高乃木神社
〒671-0256 兵庫県姫路市花田町高木
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