普段使いが楽しい、革のショルダーバッグ「coltish」。
書類やノートPC、タブレットが入り、学生なら通学バッグ、フリーランスならビジネス用にも使えるおすすめのメッセンジャータイプのバッグ。
サイズはA4サイズや13インチノートPCが入るレギュラーと、B5サイズ、タブレットが入るminiの2サイズのラインアップ。
デザインもmoeらしい丸みとシンプルさを意識しました。
革の汗による色落ち対策に、バッグの背面やショルダーストラップの裏側の素材はPVCやPPテープを採用。
カジュアルでおしゃれを楽しみ、遊び心を持てるバッグを目指したcoltishショルダーバッグ。
かぶせと呼ばれる一枚革の大きなフタに刻印するレーザーの名入れは、オリジナルのイラストやロゴなどをデザインできるこだわりのオプション機能です。
ショルダーバッグはメンズ、レディースに人気のおしゃれを楽しめるカジュアルバッグ
普段使いが楽しいおしゃれなメッセンジャーバッグタイプの革のショルダーバッグ
バッグといえば、真っ先に思い浮かぶのはトートバッグ。使い勝手がよく、メンズ、レディースから人気があります。
ショルダーバッグも広く認知されていますが、オープン時はビジネスバッグとしても利用できるバッグを優先しました。
そして、ファーストリリースとなったのがA4サイズ対応で15インチのノートPCが入るトートバッグ「sprout」と3Wayバッグ「urchin」。
ショルダーバッグはメッセンジャーバッグタイプのデザインを考えていたので、ビジネスマンもターゲットにするにはカジュアルすぎると判断しました。
汗をかいても色落ちを気にしない。夏場でも使える革のショルダーバッグ
セカンドリリースで開発に着手したメッセンジャータイプのショルダーバッグ。
ショルダーバッグやメッセンジャーバッグはポピュラーなバッグです。
競合も多く、PC収納やデザインに加え、もうひとつアピールポイントが欲しいと思いました。
そこで考えたのが、汗による革の色落ち対策です。
革は水や湿気に弱く、カビなどで革の質感も変わります。さらに、色落ちも発生するので明るい色の衣服にバッグの塗装が付着することもあります。
このため、雨の多い梅雨や、汗を大量にかく夏場の革製品の使用は注意が必要となります。
メッセンジャーバッグの始まりは天候に左右されないアウトドアバッグ
今回のショルダーバッグはメッセンジャーバッグタイプのデザイン。
メッセンジャーバッグは、天候に関係なく荷物を届ける郵便配達人が使っていたショルダーバッグ。
防水仕様でアウトドアやロードバイクといったスポーツでも使われています。
本来の使用目的として革素材はふさわしくありませんが、カジュアルまたはファッションとして革のメッセンジャーバッグも人気があり、多くの人に使われています。
メッセンジャーバッグに限らず、夏場の発汗による色落ちは、革のバッグにとって大きな問題です。
そこで、バッグの裏側や斜めがけのショルダーストラップの裏側など体に密着する部分の素材を、アウトドアバッグで使うナイロンやビニールなど耐水性のある素材を採用しました。
革の色落ち対策には、防水スプレーなどのメンテナンスが必要ですが、このような対策を取ることでメンテナンスの頻度も軽減され、商品の特徴となります。
シンプルで斜めがけがかわいい、丸みのあるカジュアルなショルダーバッグ
ショルダーバッグは、moeのブランドイメージを考えたシンプルで柔らかいイメージ。
moeではブランドロゴやホームページで使うデザインパーツ、画像を含めて「丸み」を意識しています。
直角や先の鋭角なものは堅さのあるハードな印象を与えますが、丸みのあるものは、温和で柔らかい印象となります。
また、丸みが大きいほど幼いイメージになりますが、バランスを考えた適度な大きさは親しみやすさをアピールすることにつながります。
ショルダーバッグの基本イメージは、昔使っていたシンプルな通学バッグ。
それをベースにmoeのイメージを反映させた斜めがけのかわいいバッグです。
おしゃれとこだわり、クリエイティブと遊び心を楽しむかぶせの名入れ
今回のショルダーバッグの一番のおしゃれで、おすすめポイントは、かぶせに施すレーザー刻印の名入れです。
かぶせとは、縫製のない一枚の革のパーツ。張りがあり、丈夫で傷も少ない銀面といわれる革で一番良い部分が使われます。
名入れ書体は筆記体、ゴッシック体、明朝体の他、ロゴやキャラクターなどオリジナルデザインも可能。
デザイナーやクリエイターに、自分の作品を刻印した革のショルダーバッグで独自の世界観で世界にひとつだけのオンリーワンバッグをアピールするために使って欲しいサービスです。
ショルダーバッグの革の色落ち対策
いよいよショルダーバッグの試作です。
デザインはシンプルで、クッション材を敷き詰めたPC収納部はトートバッグ、3Wayバッグ開発の経験もあり、大きな問題はありませんでした。
問題となったのは、色落ち対策で使用する防水用の素材選びでした。
最初はキャンバス生地の帆布などを考えました。
帆船の帆やテントに使われる丈夫なキャンバス生地。質感も革と相性が良さそうなのですが、耐水性が気になりました。
通気性が良いので中の物が蒸れにくいのですが、水分を通しやすくなります。
また、天然素材で染色するので革素材と同じく色落ちも気になります。
バッグの裏面や斜めがけのショルダーストラップの裏側は、耐水性のあるナイロン、ビニール系の素材を使うことにしました。
水に強い素材選び。バッグ裏面にPVC、ショルダーストラップにはPPテープを採用
革の色落ち対策で繊維資材の卸売業者さんからアドバイスをいただき、採用したPVCとPPテープ。
PVCはPoly Vinyl Clorideの略でポリ塩化ビニール樹脂、いわゆる塩ビです。
生地も柔らかく安定しており、耐水性と経年劣化も少ない素材。
もうひとつのPPテープはポリプロピレンテープと呼ばれ、耐カビ、耐菌性に優れた素材です。
どちらもアウトドア系のバッグによく使われる素材。
手触りがしなやかなPVCをショルダーバッグの裏面に、ざらつきがあり、滑りにくいPPテープをショルダーストラップの裏側に採用することしました。
PVCのカラーは、キャメル、レンガ、バーミリオン、チャコルグレー各色と相性が良いベージュ系。
PPテープはネイビーブルーを採用しました。
A4レギュラーとB5のminiサイズ。使い分けて楽しむ大人の革のショルダーバッグ
トート、3Wayバッグでの開発経験もあり、予想より短い期間で完成した革のショルダーバッグ。
サイズはA4、13インチノートPCが入るレギュラーと、B5、タブレットが入るminiサイズ。
荷物がざっくり入る広い間口に、ノートPCやタブレットを収納するクッション付きの専用スペース。
バッグの裏面やショルダーストラップには、ビニール系素材のPVCやPPテープで革の色落ち対策。
そして、こだわりのバッグにできる裏地選びと、レーザーで刻印する名入れのオプション。
満足できる仕上がり。普段使いの大人の革のショルダーバッグの誕生です。
色とサイズでおしゃれを楽しむ大人の革のショルダーバッグ
バッグのカラーバリエーションは、キャメル、レンガ、チャコールグレー、バーミリオンの4色。
大きいサイズが主流のメッセンジャーバッグ。
今回、A4サイズ向けのレギュラーと、B5、タブレット向けのminiサイズを用意。
miniサイズはレディース向けのかわいいイメージも考えたコンパクトなサイズ。
サイズの小さいバッグの方が、ファッションでのコーデイネートがしやすくなります。
また、バーミリオンなどのカラーなどはアクセントになり、色とサイズの組わせでおしゃれを楽しめます。
革の素材感と色合いで落ち着いた雰囲気があるショルダーバッグ。
普段使いでライフスタイルを楽しむ大人のショルダーバッグとして活躍して欲しいですね。
おしゃれなメンズ、レディースに使って欲しい「子馬のようにはしゃぎ回る」「自由気ままな」なcoltish
ショルダーバッグのカラーバリエーションも決まり、残すはネーミング。
moeでは、それぞれのバッグのイメージを考えて名前を付けています。
それぞれのバッグに名前があれば個性を感じ、思い入れも強くなると思っています。
開発時からショルダーバッグのイメージは固まっていたので、キーワードや方向性は絞り込んでいました。
そして、命名したのがcoltishショルダーバッグ。英語で「子馬のようにはしゃぎ回る」「自由気ままな」という意味を持つ単語です。
ショルダーバッグは、カジュアルで自由度の高いバッグ、メッセンジャーは常にアクティブなイメージがあります。
自由にアクティブ、moeの考えるクリエイティブにもマッチします。
moeの革のショルダーバッグcoltish。
おしゃれでかっこよく生きるメンズ、レディースの皆様に使っていただきたいバッグです。