丸みのある底面に高級感を感じる型押し革を使った縦型でフォーマルなデザイン。
スリムでコンパクトな仕様で、化粧ポーチや長財布、折りたたみ傘など必要なものが入る収納量。
タブレットが入る専用スペース付きで通勤やビジネスにもおすすめ。
プライベートのちょっとした式典でも使える大人のショルダーバッグです。
コンセプトはスーツが似合うフォーマルな縦型のショルダーバッグ
新型ショルダーバッグのコンセプトは、スーツが似合うフォーマルな縦型のショルダーバッグ。
ショルダーバッグではカジュアルなcoltishメッセンジャーバッグがリリース済なので対象的な位置づけのデザインを考えました。
カジュアルに対してフォーマル、横向きに対して縦向きの新型ショルダーバッグ。
安易な発想ですが、商品ラインナップの少ないmoeではそれだけでバッグの個性付けになります。
フォーマルなデザインなら服装はスーツをイメージするので通勤・ビジネス向きというのもアピールポイントになりますね。
意外に少ないフォーマルな縦型のショルダーバッグ
デザインを考えるにあたり、数多くのバッグをチェック。
雑誌の入るB5サイズの縦型ショルダーはありますが、フォーマルな感じのデザインは少ないことに気づきました。
レディースバッグで横向き・フォーマルなものはありますが、ハンドバッグやミニトートバッグが中心。
フォーマルな縦型ショルダーというのはポジション的に面白い位置づけになりそうです。
ビジネスや式典に使い回しができるフォーマルなショルダーバッグ
新型ショルダーバッグのデザインの狙いは、使い回しのできるバッグ。
ビジネスや式典だけでなく、プライベートで幅広く活躍できるものにしたいと思いました。
ターゲットはレディースですがメンズでも使えるユニセックスなデザイン。
華美なデザインや金具は避けて、moeのブランドコンセプトに沿ったシンプルでユニークなものを考えます。
テーマは就活女子が使う縦型ショルダーバッグ
新型ショルダーバッグのデザインテーマは「就活女子が使う縦型ショルダーバッグ」。
自信を持って、さっそうと振る舞うレディースをイメージしました。
ポイントはフォーマルでも硬くならず品の良さと柔らかさを持つデザインにすること。
バッグの各パーツの角には丸みを持たせるなどmoeのバッグデザインで常に心がけるポイントです。
天面フタはデザインとしてアクセントになり、機能も兼ね備えた丸みのあるドイツホックを採用。
一番のポイントはバッグの底面の角の丸み付け。
snazzyクラッチバッグを参考にバッグの自立を保ちながら底面の角に丸みを付けて、外観に動きと個性、品の良さをアピール。
素材にシボ加工のある型押し革を採用し、芯材で外観に一定の硬さを持たせ、高級感とフォーマル感を持たせています。
コンパクトでスリム、必要なものが入る2サイズのショルダーバッグ
コンパクトでスリムな仕上がりの縦型ショルダーバッグ。
サイズはビジネスで活躍するA4サイズのレギュラーと、プライベート向きのB5サイズのminiの2サイズ。
細身ながらも、小さめの化粧ポーチや長財布や折りたたみ傘、筆記用具など必要なものは十分入る容量です。
ペン挿しやタブレットを収納する専用スペースはクッション材付き。
天面はドイツホックに加え、ファスナーを設置。契約書などを持ち運ぶ通勤やビジネス活動でも問題ありません。
moeらしいフォーマル感を持った縦型ショルダーバッグdigneの誕生
試作も順調に進み、まずはA4サイズのレギュラーが完成。
続けてB5サイズのminiの設計。デザインは単純にレギュラーをB5サイズにリサイズではありません。
正面ポケットやドイツホックの付く天面フタは意図的に調整。
正面ポケットは単純にリサイズするとポケットが浅くなり、使い勝手が悪そうなので横幅は短くなっても深さはそのまま。
天面フタは、バッグ全体を小さくするとかわいい感じがしそうなのであえてレギュラーと同じサイズを採用。
サイズ違いでも意図的に違いを出した新型ショルダーバッグ。
結果的にB5サイズはコンパクトでかわいい仕上がりでレディース向けによい感じとなりました。
新型ショルダーバッグのコードネームは凛(りん)としたイメージのdigne
サイズ違いの試作も順調に進み完成。
カラーバリエーションはレンガ、チャコールグレー、キャメル、バーミリオンの4色。
人気のカラーはメンズ、レディースを問わずチャコールグレーとレンガ色。
どちらもフォーマルで使い勝手の良い色あい。
新型の縦型ショルダーバッグのコードネームは「digne(ディニュ)」。
フランス語で「凛(りん)とした」「立派な」という意味で自信を持って振る舞うイメージの言葉。
商談や式典など大事な場面で颯爽(さっそう)した態度や振る舞いができる大人におすすめのバッグです。