控えめな自己主張で品の良さを感じさせる丸みのあるデザインが特徴のハンドバッグタイプのミニトート。
メンズ、レディースを問わないデザインのmoeの商品ラインナップ。
レディース向けの小さくてかわいいバッグの開発はmoeの重要課題。
女性ユーザーに絞り込んで開発したミニトート「raffine」。
raffineはラインナップの拡充と革のバッグブランドとして次のステージへ進む期待のバッグです。
女性をターゲットにした小さいサイズの革のバッグ
固い質感や革ジャンの重いイメージのため男性ユーザーが多い革のバッグ。
丸みのある落ち着いた感じのデザインのmoeのバッグでも男性ユーザーの割合が多くなっています。
最近ではカラフルな色合いの革や革素材の軽量化も進み、女性ユーザーも増えています。
購買までのハードルが男性より低く、バッグを複数所有して使い分けておしゃれを楽しむ女性ユーザー。
ショルダーポーチなど小さいサイズのバッグを持ち歩く女性ユーザーは重要なターゲットです。
複数のバッグを使い分ける女性ユーザー
ある調査で普段使いで複数のバッグを所有し使い分けるのは男性より女性が多いというデータがあります。
逆に、1つのバッグを使い分けないのは圧倒的に男性。
また、女性が旅行やパーティなど「お出かけ」用のバッグの複数所有に対して、男性は1つというデータも見られます。
革のバッグに限らず、さまざまなアイテムを駆使しておしゃれを楽しむ女性ユーザーの獲得は重要です。
「ちいかわ」なファッションアイテムとなる革のバッグ
女性のバッグの複数所有で重要なのはサイズ。
普段使いで近場でのお茶やショッピングでは大きいサイズのバッグは必要ありません。
お財布や、スマートフォン、化粧ポーチなどの必要な小物類が入ればOK。
A4サイズのバッグは不要で、A5や大きくてもB5サイズ。
そして、好みのデザインや色違いのバッグを所有しています。
お出かけの用途だけでなく、ファッションアイテムとしてコーディネートも考えながらバッグをセレクト。
最近ではバッグに限らず小さくてかわいい商品が注目を集めています。
高品質で存在感のある「ちいかわ」な革のバッグは魅力的なファッションアイテムのひとつ。
バッグブランドとしては狙うべき、そして抑えるべきジャンルです。
コンセプトはタブレットが入るハンドバッグタイプの革のミニトート
新型バッグの開発コンセプトはタブレットが入るハンドバッグタイプのミニトート。
iPad miniが入る想定でB5サイズをベースに設計。
A5サイズという意見もあったのですが、通勤や仕事でも使えるビジネスカジュアルな位置づけにしました。
moeはタブレットやノートPCが入るビジネスに使えるバッグをメインとするブランド。
通勤やビジネス、小旅行など行動範囲が広くなる女性ユーザーを対象にしました。
A5サイズベースのバッグでもiPad miniは入りますが、普段大きいサイズのユーザーが休日用に使ってもらえることをイメージ。
メッセンジャーや縦型ショルダーのB5サイズに新しいミニトートを加えて女性ユーザーにアピールし、次の段階でA5サイズのバッグをリリース。
そのため、かわいいをイメージしながらおしとやかで柔らかい印象を与えるデザインを採用。
持ち手も丸みのある仕様。ハンドバッグにも使える形状で幅広い年齢層の女性をターゲットにしています。
姫路レザーの洗練されたミニトート「raffine」
開発でポイントになったのは、バッグ側面の本体内側に入り込んだ少し変わった仕様の「マチ」の部分。
意図的に本体から外側に広がり、高級感とこだわりを意識しました。
苦労したのはその広がり幅で、あまりに大きすぎると派手になるのでおしとやかさが失われない程度に調整しました。
バッグ本体の底面の鋲も金具を避け、五円玉程度の大きさの革パッチを数枚重ねるなど細部にまでmoeらしさを追求。
B5サイズで大きめの荷物も入るので取り外し式のショルダーストラップ付きの2Wayバッグを採用。
素材の革の姫路レザーは適度の硬さと柔らかさを持たせ、高級感を持つ型押し仕上げを採用しました。
上品で洗練された大人の女性におすすめのミニトート「raffine」
完成したミニトートのカラーバリエーションはレンガ、チャコールグレー、キャメル、バーミリオンの4色。
人気のカラーはコーディネートに困らないチャコールグレーと、おしゃれで大人力アップのレンガ色。
鮮やかなバーミリオンカラーも注目です。
新型ミニトートのコードネームはフランス語で「上品で洗練された」意味を持つ「raffine(ラフィネ)」。
プライベートでもビジネスでもおしゃれを楽しむ大人の女性におすすめの革のバッグです。